【読書】コミュニケーションの問題を身体からアプローチする!!口下手で人見知りですが、誰とでもうちとける方法、ありますか?
どーも。けお(@keo_tokyo)です。
先日読んだ本です。
コミュニケーションの問題を身体からアプローチするという面白いもの。
再現性が高く、自分で様々な場所で練習出来て即効性があるのでかなりおすすめです。
口下手で人見知りですが、誰とでもうちとける方法、ありますか?
- 作者: 高石宏輔
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/06/20
- メディア: 単行本
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著者はナンパのプロ?!
著者はナンパのプロ?カリスマナンパ師?カウンセラー?として有名な
高石宏輔(@lesyeuxx)さんです。
本の内容としては、セミナーでのワークの内容プラスαの内容で、コミュニケーションが上手くいかない原因・理由について例を交えて書かれています。
セミナー+αの内容なのにセミナーより安いという(笑)
セミナーは5000円だけど、書籍は1500円です。買いですな
セミナーに参加したきっかけ
ちなみに↓が高石さんのセミナーです。
ラポールと身体知 | ラポールと身体知
セミナーの内容は、ワークを通して体の感覚を細かくしていって、自分の体の緊張に気づき、それを解放していくというもの。
詳細は、HPか以下の本の内容説明で(笑)
僕が、セミナーに参加したのは、確か数年前
漠然とだけど人とのコミュニケーションがうまくなりたいなーっ
て思っていたから。
別に人と話すのが下手とかそういうのではない。
僕の場合、プロジェクトベースで仕事をすることが多く、その度に人が変わって1から関係構築をする必要に迫られることがどうしても多い。
新しい人と一緒に仕事をするのは、初めはどうも緊張するし気まずい。
相手のことをお手並み拝見的な感じで見てしまい少し攻撃的になり、相手もこちらもなんか構えがち。
それは、時間と共に徐々には減っていき、プロジェクトの最後にはそういった緊張をしたりはしないのだけどそれだと成果を出すには遅い*1。
多分、こういった経験は僕だけじゃないはず。
というのと、その頃ちょうど女の子と遊んでいたので、その道で何か生かせるのではないかなーと。すみません。下ごころです。
セミナーの効果
ざっくりというと、人と話すときに自分の緊張を意識的に見ることでコミュニケーションが楽になったなーと。
ただ、継続していなかったのでもとに戻ってしまった・・・。
だけど、意識するとコミュニケーションが楽になるということがわかっただけでもかなりの収穫。
コミュニケーションが、苦手は治せる
①気持ちとか考え方ではなく動きからコミュニケーションを変える
気持ちとか、考え方とか見えないものを変えるのではなく、はっきり見える動きを改善しましょうということ。
別に気持ちとか考え方が大事じゃないのではなく、
より効果があって再現性が高いのが体の動きだよということだと思う。
②緊張による不自然な動きがコミュニケーションを阻害する
仕組みとしては、こうだ。
①体に力が入ると、緊張が生まれ「不自然な動き」となってしまう。
②緊張が生まれるとコミュニケーションの癖が出る。
それは相手に応じた反応ではなく、緊張から生まれる無自覚なワンパターンのコミュニケーション。
※相手に応じた自然な反応を「自然な動き」と呼ぶと、そうでないワンパターンの反応なので「不自然な動き」と呼んでいる。
③緊張している方は、変化のないワンパターンのコミュニケーションをし、された方は変わらない双方向でないコミュニケーションをされ続け疲れてしまう。
相手の反応に応じて柔軟に会話をしていくやわらかさ、余裕のようなものはない状態。
これだと自分もつらいし、相手もつらい。
(ちなみに)自分で気づいたコミュニケーションの癖
僕個人の場合、立場が上の人と話すと笑顔を作って「ははっ」と笑ってしまうことが多い。
なんとなく気まずさを覚え笑ってごまかしているという感じ。
これも緊張してなんとなく上手くコミュニケーションをとろうとして反射的に出てる反応だと思う。
③緊張に気づくにはどうすればよいか?
観察し、いつコミュニケーションの癖が発生するのかを捉える。
発生する7つの段階
1.自分の癖を知らない段階
2.自分に癖があるのかもしれないと気づき始める段階
3.癖が出ていたことを振り返って気づく段階
4.癖が出ていることに気づく段階
5.癖が出る前に気づく段階
6.人と対面したときに気づく段階
7.その日の自分の状態に気づける段階
自分の場合は、4から6の間ですかね。イラッとして感情的になるのが4かなー。
体の感覚を感じる方法
自分の体の感覚(フェルトセンス)を捉えようとすることで、体の緊張も抜けていく。
体の中にある違和感などの感覚を通じて自分の状態を感じていく。この方法を「フォーカシング」という。
自分が感じている体の感じ/感覚を細かく見つめてみる
体の緊張を取る方法
自分の体の感じや感覚を見つめることが出来るようになったら
今度はそれを用いて体の緊張をとっていく。
ここでは一例を紹介。
スワイショウ
これをやりながら自分の体の感覚に目を向けると緊張に気づくことが出来ます。
www.youtube.com
自分の緊張した感覚に気づくと自分の体の感覚がどんどん鋭くなっていく、
体の感覚が鋭くなると日常で自分の体ちょっとした緊張にもすぐに気づけるようになります。
まとめ
コミュニティケーションという問題をファジーな気持ちとか考え方からでなく、はっきり目に見える体の動きで改善していく。
緊張していることに気づき、感じて、解放する。そして、その緊張を感じる自分の体の感覚に目を向け感覚を鋭くしていく。
そうすることで「自然な動き」が出来るよというもの。
正直、内容ありすぎて書ききれん(笑)
本当は、自分が日頃感じる人のコミュニケーションの癖とか、自分が体の緊張を解放したり感じたりしている具体例をあげたかったけど。
本当、ためになる本なことだけはたしかなので是非。
*1:プロジェクトの冒頭でコミュニケーションを図り、情報共有や、問題点や懸念点を明らかに出来ていないと、大事なことが決定・解消されずプロジェクトがうまくいかない。 逆に言えば、それが出来ればプロジェクトが上手くいく可能性は高くなる。 このあたりは、タックマンモデルとかの考え方に近いのかもしれない。